あの人が伝えたかったこと、夕焼けのそら、

はじめに

正式名称は――

「あの人が伝えたかったこと、夕焼けのそら、」になります。

このゲームは、『True Color,』 とどんな関係にありますか

本作は、True Color, (2004/12 Version) の構成をベースに、「画面上で文字を読 む」行為を主体にゲームシステム、シナリオを再構築したバージョンとなります。

「True Color,」 が原作付きゲームとしたら、その「原作」に近い扱いとして定義し ています。
テキスト描写の大幅な追加により、あわせて本作は深沢による個人作としての要素が強くなっていることは否定しません。

ジャンルは

アドベンチャーゲームです。

画面上で文字を読むことを意識した上で、サブ的な定義として「Pixel Novel (ぴく せる のべる)」としました。これは本作の造語 (の筈) です。
「読むこと」をベースに、プレイ感覚はサウンドノベルに近いものになるかもしれません。

(あとはまあ、ビジュアルノベルやサウンドノベルといいきれるほど素材を提供できるわけでもないので……)

True Color, との違いはなんでしょうか

True Color, は情景、情動についてグラフィックで語ることができる部分はグラフィックで見せるよう、全般的に会話調をベースにシナリオの構成をおこなっており、また、ゲーム的な要素を強く持っています。

本作ではテキストの扱いの全般的な変更に伴い、「みる」より「読む」要素が強くなりました。
プレイスタイルの変化が訪れることになったため、必然的にゲームシステム、構成の全般的な再構築をおこなっています。

いつぐらいにでるのでしょうか

8 月までに公開できるよう予定しています。
ほぼ一人での制作になるため、一応予定は立てやすいとは思うですが……今までの経験から途中で何がおこるのかもわからないので (ごめんなさい)、あくまで目標という扱いにしてます。
また、音楽については知人に提供してもらっています。

無料ですか

無料で入手することは可能です。本作は LANGuex License Version 1.0 で提供を行います。

LANGuex からのバイナリの配布は、各種ダウンロードサイトによる体験版としての配形式を予定しています。製品版と体験版は同一の内容になります。一通りプレイし、購入するに見合いましたらご購入ください。
これは寄付ベースのシェアウェアに近い扱いになるかと思います。

なお収益は、True Color, 開発資金に全額を割り当てる予定です。

ライセンスは現在公開しているものと同じですか

大きな変更を一点予定しています。
本作では LANGuex license Version 1.0 での配布をおこないます。現在公開している Version 0.9 と比較し、下記の制限が増えています。

本作は予定していた作品でしょうか

いいえ。本来 True Color, は一つの作品としてのみ提供する予定でした。

「True Color,」として予定していた形式での提供の見通しが長期的に立てづらくなったことから、現状において「できること・やりたかったこと」を考えた結果が本作となります。
またこれは大変個人的な事情ではあるのですが、True Color, の持つ物語性をどうしても 僕 (深沢) が この夏のうちに世に出しておきたかったという意向もあります。

about.

本作はほぼテキストベースでの作品です。

よく言えばシンプル、率直に言えば物足りなさも感じかねない質素なゲームです。
しかし、だからこそ「このゲームにできる」ことの可能性があるのではないかと思います。

できることを全力で考え、それを最大限発揮できるような作品を制作します。

2004/03/31
LANGuex 深沢 豊

http://languex.languex.jp/